サッカー五輪代表MF三好康児「頭を使ってゲームコントロールを」

三好康児
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　静岡県内で合宿中の東京五輪サッカー男子代表のMF三好康児（24＝アントワープ）が9日、オンライン取材に応じた。真夏に本番を迎える上で、頭を使ったゲームコントロールが重要だと強調。「昨日も試合形式で行った中で、暑さを凄く感じた。頭を使ってゲームコントロールをしながら、仕掛けていく部分と少し時間を持つ部分をチーム全員で共有しなければ、6試合戦うのは簡単なことではない」と力を込めた。

　前日は静岡産業大と練習試合を行い、左MFで先発した。2列目では久保や堂安が流動的に立ち位置を入れ替える中、「2人を見ながらポジションを取るのも得意」と冷静に周囲を生かす意識を心掛けた。「論理的にどういうポジションを取れば相手を攻略できるか、考えることが重要。特に夏場の暑い中で、体がきつくなると頭も止まってしまうようなシーンが出てくる。どれだけ頭を切らさずに相手よりも頭を使ってやり続けられるかで、差が生まれる。そこの自信はもちろん持っているし、チームを助ける準備もしている」と話した。