川崎F　MF田中碧の離脱を発表　独2部デュッセルドルフへ移籍

ドイツ2部デュッセルドルフへの移籍が明らかになった川崎F・田中碧
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　ドイツ2部デュッセルドルフへの移籍が決定的となったU―24日本代表MF田中碧（22）に関して川崎Fは20日、クラブ名の言及こそなかったものの、移籍を前提として調整に入ったことで、チームを離脱とした発表した。

　チームは19日、ACL1次リーグの集中開催地ウズベキスタンへ出発。だが田中は帯同せず、ACLは不参加となる。川崎Fは「現在、田中碧選手は海外クラブからのオファーを受け、移籍を前提に交渉・調整を進めております。チームは昨日ACL参加のためにウズベキスタンへ移動しましたが、本人は帯同しておりません」とし、「今後は詳細が決定次第、改めてお知らせいたします」と伝えた。

　川崎Fアカデミー出身の田中は17年にトップ昇格。今や国内屈指のボランチに成長した。メンバー入りが確実視される東京五輪はもちろん、今後はA代表での活躍も期待される国内屈指の司令塔だ。移籍は1年間の期限付きで、完全移籍のオプションが付随した契約となる見通し。田中は今月中も渡独し、メディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定だ。