ドイツ、4得点で連覇狙うポルトガルを撃破

欧州選手権1次リーグF組   ドイツ4―2ポルトガル （ 2021年6月19日    ドイツ・ミュンヘン ）

＜ドイツ・ポルトガル＞ゴールを喜ぶゴゼンス（AP）
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　ドイツが前回王者ポルトガルを4―2で破って1勝1敗の勝ち点3とし、18年W杯王者フランスを含めた「死の組」突破に望みをつないだ。

　前半15分に先制を許したものの、ボールを支配して両サイドからの攻撃を活性化。左ウイングバックに入ったゴゼンスは先制点かと思われた開始5分のボレーシュートこそオフサイドと判定されたが、前半35分に左クロスで同点のオウンゴールを誘発した。2―1の後半6分には流れを決めるFWハーバーツの3点目をアシストし、同15分には右クロスに頭を合わせてダメ押しの4点目を決めた。

　ヨアヒム・レーウ監督はマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた26歳のゴゼンスに関し「彼にとって人生最高の試合かは分からないよ。まだこれから機会はあるかもしれないし」と苦笑しながらも「素晴らしいパフォーマンスだった。ハードワークに加えて前線で常に脅威になった。我々がまさに求めていたものだよ」と絶賛した。

　勝ち点3で並んだポルトガルは第3戦にフランスとの対戦を残す一方で、ドイツはハンガリーと対戦。ハンガリーは試合終盤までポルトガルを苦しめ、フランスと引き分けるなど健闘が光るものの、決勝トーナメント進出に向けて視界が開けたことは間違いない。