×

神戸・イニエスタ 252日ぶりゴール、PKで決勝点「勝利に貢献できて良かった」

[ 2021年6月20日 05:30 ]

明治安田生命J1第18節   神戸2―1福岡 ( 2021年6月19日    ベススタ )

<福岡・神戸>後半、勝ち越しのPKを決める神戸・イニエスタ
Photo By 共同

 明治安田生命J1は各地で4試合が行われ、神戸はアウェーで福岡と対戦し、2―1で勝利した。1―1で迎えた後半35分、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)がPKでJ1での今季初得点となる決勝点を挙げた。代表戦による中断から再開初戦を制し、チームは5位に浮上した。

 気温30度近い灼熱(しゃくねつ)のピッチで繰り広げられた激闘に、イニエスタが終止符を打った。一度は同点に追いつかれたが、後半35分、ペナルティーエリア内で巧みな浮き球パスを酒井へと通すと、酒井の折り返しが相手のハンドを誘った。自らPKのキッカーを務めると、相手GKの逆を突いてネットを揺らした。

 「感覚的に、蹴りたい方向とは逆にGKが跳ぶだろうという確信があった。久しぶりにJリーグでゴールを決められて、勝利に貢献できて良かったよ」

 昨年12月に右太腿を手術した背番号8にとって、昨年10月10日の柏戦以来252日ぶりのJ1でのゴールが決勝弾となった。東京五輪による中断まで、残り4戦。この勢いを持続し、目標のトップ3に食い込んでいく。

続きを表示

2021年6月20日のニュース