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イニエスタが今季リーグ戦初ゴール PKによる252日ぶり弾で神戸5位浮上

[ 2021年6月19日 15:00 ]

明治安田生命J1第18節第2日   神戸2ー1福岡 ( 2021年6月19日    ベススタ )

 福岡―神戸 前半、先制ゴールを決めた神戸・古橋(右)を祝福するイニエスタ=ベススタ
Photo By 共同

 神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)が、今季リーグ戦初ゴールを挙げた。

 リーグ再開初戦となったアウェー福岡戦。中盤がダイヤモンド型のトップ下で先発出場し、1―1で迎えた後半33分だった。ペナルティーエリア内で絶妙な浮き球パスを元日本代表DF酒井に通し、酒井のクロスが相手のハンドを誘発しPKを獲得した。

 キッカーはイニエスタ。このタイミングで福岡が選手交代を行ったため、微妙な間が生まれてPKは後半35分にずれ込んだ。だが、それもお構いなしでGKの逆を突き、右足でゴール右へとシュートを決めた。

 「PKというのは、短い時間で決断をしないといけないという難しさがある。自分の感覚として、蹴りたいと思った方向の逆にGKが飛ぶだろうという確信があった。うまくいって良かった。久しぶりのJリーグのゴールで、チームの勝利に貢献できて良かった」

 昨年12月に右太腿の手術を行ったイニエスタにとって、リーグ戦での得点は昨年10月10日の柏戦以来、実に252日ぶり。これが決勝弾となり、神戸が福岡との順位をひっくり返し5位に浮上した。 

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