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柏 リーグ戦3連敗も19歳GK佐々木が光明 リーグ戦デビュー、好守連発「自分の力出していきたい」

[ 2021年6月19日 22:37 ]

明治安田生命J1リーグ第18節   柏0―1広島 ( 2021年6月19日    Eスタ )

<広島・柏>前半、広島・浅野(29)のシュートを阻むGK佐々木
Photo By 共同

 柏は敵地で広島に0―1で敗れ、リーグ戦3連敗を喫した。

 前半だけで16本のシュートを打たれる苦しい展開の中、この日がリーグ戦デビューとなったGK佐々木雅士(19)がファインセーブを連発。前半35分、同43分と立て続けに決定機を阻止し、後ろからチームを支えた。それでも後半33分、左サイドからのクロスが味方DFに当たり、不運な失点。攻撃陣も不発に終わり、試合終了の笛が鳴った。

 佐々木はプロ1年目ながら、今季すでに公式戦6試合にフル出場。リーグ戦でも常にベンチに入り、この日ついにデビューを飾った。それでも「0で押さえれていたらベストでした」と悔しさが勝る様子。U―24日本代表に“飛び級”で選出された浦和のGK鈴木彩艶(18)は同世代。「気にしなくても気にしちゃう」と、良い刺激を受けている。次節はその鈴木がいる浦和戦。「なんとしても勝ち点が欲しい状況なので、自分の力を少しでも出していきたい」と言葉に力を込めた。

 3週間ぶりのリーグ戦となったが、無得点での黒星。7戦勝ちなしで降格圏の17位に沈むが、ネルシーニョ監督(70)は「結果は出ていないがチャンスは作れている。このまま戦いを続けて行く」と前向きな姿勢を貫いた。

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2021年6月19日のニュース