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長谷部誠「心と体が大事だと思っている」第一線で活躍するための秘けつ“3か条”

[ 2021年6月17日 12:35 ]

Eフランクフルトの長谷部誠
Photo By スポニチ

 Eフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠(37)が17日、オムロン低周波治療器のアンバサダーに就任。37歳になった今も第一線で活躍し続けられる秘訣などを明かした。オフ期間を利用して日本に帰国中の長谷部はまず「プロサッカー選手、アスリートとして、心と体が大事だと思っている」と強調。その中で重要な要素に(1)トレーニング、(2)食事(3)リカバリーの3つを挙げた。

 リカバリーに関しては「僕自身、この年齢までプレーしてきた中で、休むこと、リカバリーの重要性は強く感じている」といい、その中でケアに重宝しているのが「低周波治療器」だという。07年に浦和から海外移籍する際「トレーナーから勧められた」ことを明かし、「ドイツでは、友のように使っている。テレビを観ながら出来たりするので、時間を有効に使える」と、現在に至るまで13年間使用し続けているようだ。

 日々の努力と積み重ねにより、所属するEフランクフルトでは昨季、DFラインほか、もともとの本職であるボランチでもプレーするなど活躍。チームも5位でフィニッシュし、EL出場権を獲得した。長谷部は「個人的にも1年、1年ラストシーズンというか、そういうものを考えながら、ここ3~4年やってきて、昨季はDFラインだけでなく、ボランチで試合に出るようになり、1試合12キロ走ることもあった。この年齢でも出来るんだと、自分自身もびっくりした」と昨シーズンを振り返り、「何より周りの方が年齢と、このパフォーマンスを評価してくれていることをうれしく思う」と笑顔で話した。

 来季も現時点でドイツ1部最年長プレーヤーとなることが濃厚。最近ではEフランクフルトのチームメートほか、現日本代表からも“長く続けられる秘訣”を聞かれることが多くなったようで、「日本人の遺伝子も関係あると思っていますし、日々、心と体と向き合うことも自分の特徴だと思っている」と長谷部。そしてドイツに渡って15季目となる新シーズンへ向け「引き続き来季も良いプレーが見せられるようにやっていきたい」と強い意欲を示した。 

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2021年6月17日のニュース