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柏、筑波大MF加藤を獲得へ 下部組織出身で高いリーダーシップも持つボランチ

[ 2021年6月17日 05:30 ]

2022年に柏への加入が決定的な筑波大MF加藤匠人(手前)
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 J1柏が来季の期待の新戦力として筑波大のMF加藤匠人(22=4年)を獲得することが17日、分かった。複数の関係者によると、近日中にも発表される。

 加藤は柏の下部組織出身で、U―12~18までプレー。高校卒業後、筑波大を経て“古巣”への復帰が決まった。柏のU―18から大学を経由してトップチームに昇格するのは、19年に中央大から加入したDF上島拓巳(24)、20年に東洋大から加入したGK松本健太(24)に続く3人目となる。

 “大谷二世”として期待がかかる。1メートル72、69キロの右利きのボランチ。パス、トラップのプレーを高次元でこなし、鋭い予測と素早い切り替えでピッチ内を統率する姿は、柏のバンディエラで主将MF大谷秀和(36)をほうふつとさせる。また、筑波大では今季副主将を務めるなど、高いリーダーシップも持ち合わせる。

 U―24日本代表のMF三笘薫(24=川崎F)は、同大学の2学年先輩にあたる。加藤は2年時からトップチームでともにプレーし、昨季はJリーグ新人タイ記録の13得点を挙げた先輩に刺激を受けてきた。近年はU―24日本代表MF旗手怜央(23=川崎F)、同FW林大地(24=鳥栖)ら大卒1年目で活躍する選手も多く、加藤も1年目からの飛躍が期待される。

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2021年6月17日のニュース