×

FW上田 1ゴール1アシスト 1トップ争いで一歩前進「ホッとしました」

[ 2021年6月5日 23:08 ]

国際親善試合   U24日本 6―0 U24ガーナ ( 2021年6月5日    ベススタ )

後半、ゴールを決めた上田(右)(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 U―24日本代表FW上田綺世(鹿島)が、1トップ争いで一歩前進だ。4―0の後半11分にMF中山雄太(ズヴォレ)の左クロスを豪快ヘッド弾。前半32分にはMF久保建英(ヘタフェ)の追加点をお膳立てした。年齢制限のないオーバーエージ(OA)枠不在の前線で、1ゴール1アシストと確かな結果を残して猛アピールした。

 堅かった表情が一気に緩んだ。4点リードで迎えた後半11分。敵陣左の深い位置からMF中山がクロスを上げると、FW上田が頭で豪快にネットを揺らした。相手GKが一歩も動けないほどの完璧な一発。上田は「無心で打てた。僕が点を獲った時はもう4―0の状況でしたけど、取れてホッとしました」と振り返った。

 背水の覚悟でピッチに立った。東京五輪世代の活動で得点ランクトップの16得点。本番もエース候補として期待されていたが、今季は度重なるケガに泣いた。今年2月の開幕清水で負傷離脱し、3月の代表活動は選外。復帰したかと思えば4月24日の神戸戦で右上腕骨裂離骨折などを負い、全治3週間で今代表の活動も間に合うか危ぶまれていた。

 それでも、上田は「再発のリスクを取るかは僕自身の判断。プレーできるならやればいい」と右腕にサポーターを巻きながら、負傷からわずか2週間となる先月9日のFC東京戦に強行出場。決して万全ではない中で結果を残し続け、ギリギリでたどり着いた最終選考の舞台だけに「全力え掴みに行く」と燃えていた。

 FW陣のOA枠は不在だが、前線にはFW前田大然(横浜)など強力なライバルは多い。「きょうに関してはどんどん追加点を重ねることが大事だったと思うので、その一角を担えたことはうれしい。もしかしたら、0―0の状況であのシーンが訪れるかもしれない。1つのゴールに重みがあるので、そこの対する貪欲さは欠けてはいけない。例え4―0、5―0の状況だったとしても(ゴールを)取りに行きたい」。視線は、夏の大舞台を見据えていた。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「イビチャ・オシム」特集記事

2021年6月5日のニュース