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日本代表GK権田 7日タジキスタン戦へ「こういう時だからこそ慎重に」出場9試合連続無失点継続中

[ 2021年6月5日 11:58 ]

日本代表GK権田
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 日本代表GK権田修一(32)が5日、7日のW杯アジア2次予選タジキスタン戦(パナスタ)に向けてオンラインで取材対応した。現在2019年9月5日のパラグアイ戦から、歴代最長となる出場9試合連続無失点を継続中だが「色々なものが1試合で変わるのがサッカー界。(無失点が)続いていたとしても、どこかで気を抜いたり、緩みが出て変わる怖さもある。より慎重に、かつアグレッシブにやることも大切。こういう時だからこそ、慎重にやらないといけない」と語った。

 口元を引き締め続ける裏に苦い経験がある。2019年1月に鳥栖からポルトガル1部のポルティモネンセへ移籍。2季目となった19―20シーズンはリーグ14試合に出場して信頼を積み重ねるも、シーズン終盤に敗戦が続き、今季は出場機会を得られないまま清水への移籍が決まった。「最後の2、3試合ですべてが終わった」と権田。1試合の重みを知っているからこそ、無失点記録にも慢心はない。

 これまで、日本の守備陣を支えてきたDF吉田やDF酒井はOA枠でU―24日本代表に参加。DFの柱が不在とななった中、結果を残せるか真価を問われる。権田は「日本代表は日本のトップ。誰が抜けても日本代表であり、抜けたから勝てないとなれば今後も難しくなる。上に行くためにはいい機会かな」とチャンスと捉えている。「みんなの良さを引き出しながら全力でプレーしたい」と力を込めた。

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2021年6月5日のニュース