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日本代表 10発大勝でW杯最終予選進出決定!大迫が2戦連続ハットなど5得点1アシストの大暴れ

[ 2021年5月28日 21:16 ]

W杯アジア2次予選F組   日本10―0ミャンマー ( 2021年5月28日    フクアリ )

<日本・ミャンマー>後半4分、大迫(右)がこの試合4点目のゴールを決め、南野と喜び合う(5-0)(撮影・篠原岳夫)
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 男子サッカー日本代表は28日、無観客開催となったW杯アジア2次予選ミャンマー戦(フクアリ)を10―0で勝利し、6戦全勝で最終予選進出を決めた。FW大迫勇也(31=ブレーメン)が史上3人目となる2試合連続ハットトリックを達成するなど5得点1アシストと大暴れ。MF南野拓実(26=サウサンプトン)もW杯予選開幕から6試合連続得点と歴代最長となる自身の記録を更新し、2次予選突破に華を添えた。

 試合は前半8分、MF南野が先制弾。MF鎌田とのワンツーからDFラインの裏をとり、飛び出してきた相手GKを確認しながら右足アウトでループぎみの技ありシュート。鮮やかなパスワークからW杯予選6試合連続ゴールを決めた。

 するとFW大迫がチームの勢いそのままに前半からゴールラッシュ。まずは同22分、左サイドDF長友からのクロスを頭で押し込み1点目。同30分にはF酒井が得たPKのチャンスにキッカーとして確実に決め、2点目。さらに6分後、右サイドからのクロスをDF長友が頭で中央へ折り返したボールを右足で押し込みハットトリック達成。日本代表の2試合連続ハットトリックは1997年高木琢也以来3人目の快挙となった。

 4―0で後半へと折り返すと、大迫が再び追加点。ペナルティーエリア中央から放った南野のシュートに反応。ゴール前でわずかに触ってゴールネットを揺らした。

 6―0とリードした同21分には“お返し”とばかりに南野のゴールをアシスト。敵陣中央で遠藤航がプレスを掛けたこぼれ球を拾って素早く縦パス。ボールを受けた南野が相手DFを軽くかわし、冷静にゴール右へシュートを決めた。

 大迫は同43分にも追加点。MF南野の右サイドからのクロスを頭で合わせ、この日自身5得点目を決めた。

 これで日本代表はW杯アジア2次予選6戦全勝。残り2戦を残し難なく最終予選進出を決めた。一方、ミャンマーは2勝4敗(勝ち点6)で同組4位のまま。2次予選突破ラインとなる2位タジキスタン(3勝1分け2敗・勝ち点10)とは勝ち点差4と変わらず。残り2戦(キルギス、タジキスタン)で逆転突破を目指すことになる。

<日本代表の2試合連続ハットトリック>
1967、71、72年(3回)釜本邦茂
1997年(1回)高木琢也

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