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浦和FWユンカーが3戦連発! GK鈴木彩艶はJ1デビューから3戦連続完封

[ 2021年5月22日 18:58 ]

明治安田生命J1第15節   浦和2-0神戸 ( 2021年5月22日    埼玉 )

<浦和・神戸>後半40分、浦和・ユンカー(右から2人目)がゴールを決める(撮影・西海健太郎)
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 浦和が神戸を2―0で下し、今季2度目の3連勝、ホームでは5連勝とした。0―0で迎えた後半2分、MF田中達也(28)が2戦連発となる先制弾を決めた。DF明本考浩(23)からパスを受けたMF汰木康也(25)が敵陣深くから左足でクロスを上げると最後は頭で叩き付けた。

 田中は「左サイドでチャンスになりそうな時はシュートを打てる位置に入って行くことを大事にしている。ヘディングは自分でもビックリする形でしたが、良かったです」。今季3点目。ここまでの2得点はいずれも古巣(大分、G大阪)相手だった。「きょうは思い切り喜べました」と笑顔を見せた。

 同40分には、頼れる新助っ人FWキャスパー・ユンカー(27)がゴール前のこぼれ球に反応し、得意の左足で駄目押し弾。J1デビューから3戦連発はクラブ初の偉業、早くも3戦4発と量産態勢に入っている。

 守ってもDF陣が終始、高い集中力と体を張った守備でゴールを死守。U―24日本代表に初選出されたGK鈴木彩艶(18)は95年の川口能活(当時横浜M)以来、史上2人目となるJ1デビューから3戦連続完封の快挙を達成した。鈴木は「守備面では味方にも助けられながら落ち着いてプレーできました。失点ゼロを続けられ、本当に良かったと思います」と振り返った。

 また、試合後のロドリゲス監督は「前半は支配され、幾つか危ない場面も作られたが、前半の終盤から落ち着き、後半からは高い位置でボールを奪えるようになり、改善された」と総括。3戦連発のユンカーについては「適切なタイミングで顔を出し、フィニッシュまで持って行ける。新加入の選手は順応するまで時間も必要だが、後半はDFでも求めることをやってくれた。もっと良くなると思います」と称賛した。   

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2021年5月22日のニュース