JFLのホンダがJ3の岐阜を下す　来月9日にJ1の横浜と対戦

天皇杯第101回全日本サッカー選手権大会1回戦第1日   岐阜（岐阜）0―2ホンダFC（静岡） （ 2021年5月22日    長良川球技メドウ ）

＜ホンダFC・岐阜＞ホンダFCは後半21分、八戸が先制点を決めて喜ぶ
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　JFLのホンダFCが、J3岐阜を破って、J1横浜への挑戦権（6月9日、ニッパツ）を獲得した。

　後半21分、DF八戸雄太（26）のヘディングシュートで先制し、後半アディショナルタイムの46分にFW児玉怜音（26）の左足シュートで勝利を決定付けた。

　岐阜は、元日本代表MF柏木陽介（33＝前J1浦和）が加入後初先発。先制点をアシストした流通経大出の新人DF冨永和輝（22）は「テレビで見ていた方と一緒にプレーできて光栄です」と声を弾ませながら「J3で上位（この日の時点で2位）のチームはプレスも早く、厳しかったですが、自分たちのサッカーができたよかったです」と胸を張った。

　岐阜・安間貴義監督（51）が、ホンダFCの監督を務めた02～04年度に指導を受けたホンダ・安部裕之監督（41）は「先制点が大事だと思っていました。個人的なことは意識していませんでしたが、成長を見せられたと思います」と「恩返し」からの進撃を誓った。