FC東京、今季最多の4発快勝！連敗止まった　アダイウトン「自信を取り戻すことができた」

明治安田生命J1リーグ第14節   柏0―4FC東京 （ 2021年5月15日    三協F柏 ）

＜柏・FC東京＞前半、チーム2点目のゴールを決め、タッチを交わすFC東京・アダイウトン（右）＝三協F柏
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　ついに長いトンネルを抜けた。FC東京は敵地で柏に4―0で勝利し、4月11日の川崎F戦から続いていた連敗を5でストップ。先制点を奪ったのは同7日の札幌戦（2―1）以来、6試合ぶり。また、無失点は同3日の名古屋戦（0―0）以来、7試合ぶり。4得点は今季最多で、3得点以上は3月6日のC大阪戦（3―2）と同17日の湘南戦（3―2）に続く3試合目となった。

　前半11分、頼りになる助っ人がチームに勢いをもたらした。左サイドでブラジル人MFアダイウトン（30）が抜け出すと、中央にラストパスを供給。同FWディエゴ・オリヴェイラ（30）が頭で押し込んで早々と先制ゴールを決めた。さらに17分、MF高萩洋次郎（34）のパスにアダイウトンが反応して追加点。1分後にも高萩からアダイウトンにパスがつながり、右足での強烈なシュートでチーム3点目が生まれた。試合終了間際にはMF三田啓貴（30）がだめ押しの4点目。大量得点で快勝した。

　後半こそ守勢に回る時間が増加したものの、全員が連動した粘り強い守備で最後までゴールを割らせず。アダイウトンは「結果が出ずに苦しんでいる中、ゴールが早い時間に生まれて非常に良かったと思う。（自身1点目は）高萩選手から良いパスがきて決めることができた。（自身）2点目も落ち着いて決められた。ここで自信を取り戻すことができたと思う」と振り返った。