横浜FCが待望の今季初勝利！14戦目は11年福岡と並びワースト2位タイ　指揮官「ホッと」

明治安田生命J1リーグ第14節   横浜FC2―0湘南 （ 2021年5月15日    ニッパツ ）

＜横浜FC・湘南＞今季リーグ戦初勝利を喜ぶ横浜FCの選手たち（撮影・篠原岳夫）
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　横浜FCが湘南を2―0で下し、待望の今季初勝利を飾った。前半5分、DF前嶋がゴール前のこぼれ球に素早く反応し、左足で先制ゴール。後半20分にはFW松浦が味方のフィードに反応、ゴール右エリアで飛び出して来たGKをかわすと無人のゴールに右足シュート。試合を決める2点目となった。

　守っても、今季初の無失点。前半31分には湘南のDF岡本がCKからのこぼれ球を押し込み、1度はネットを揺らすが、VAR検証の結果、湘南のファウルとされ、得点は取り消された。14戦目での初白星は11年の福岡と並びワースト2位タイ（同1位は96年京都の18戦目）だった。

　4月8日の就任後初勝利となった早川知伸監督は「ホッとしてます。正直、VARにも助けられ、2―0で勝てて良かった」と安堵（あんど）の表情。最後まで相手に得点を許さなかったGK市川には「素晴らしい出来でした。特にハイボールの強さはチームの助けになってくれた」と評価していた。