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浦和「母の日」はホーム公式戦8連勝中の仙台戦!ロドリゲス監督「幸せな日にするため勝利を届けたい」

[ 2021年5月7日 14:56 ]

オンライン取材に応じた浦和ロドリゲス監督

 浦和のリカルド・ロドリゲス監督(47)が7日、ホーム4連勝を懸ける9日の仙台戦に向けたオンライン取材に応じた。ホームで仙台との公式戦は17戦連続負けなしの8連勝中とお得意さまだが、もちろん油断はない。「現在、仙台はあまり勝利を重ねることが出来ていないが、良いチーム。相手の勝利数や順位を考えることは重要ではない。自分たちがいかにパーフェクトなゲームに持っていけるかが大事」と話す。

 直近の試合では課題も明白。先月25日の大分戦で2失点、5日のルヴァン杯柏戦では3失点。大分戦で約20分間、柏戦では10~15分間、試合の中で良くない時間帯があり、その間に失点を重ねた。指揮官は「なぜそのような時間帯があるか、自問している。特に柏戦の2、3点目は避けることができた。(選手の)交代直後でバランスを整え直す途中にあった。ディテールの改善が必要、ムラのない90分の戦いをしなければいけない」。

 一方、攻撃面ではポゼッション率こそ高まっているが、最後の部分でいかにダメージを与えるか。「複雑な部分なので時間も必要。柏戦ではチャンスに近い所まで行くことはできたが、クロスの精度が足りなかった。それも伸びしろ。私のアイデアをここでさらすと相手にも伝わってしまうので全ては話せないが、よりバリエーションを持ち、押し込むだけではないプレーが大事」と話した。

 9日は「母の日」。指揮官は「まず母親の皆さんにはその日を楽しんでもらいたい。子供というのは母親に大きな愛情を感じているもの。その愛情を感じてもらいたいし、さらに幸せな1日にするため勝利を届けたい」と微笑む。日々、気温も上昇し、厳しい暑さとの戦いも始まる。「徳島時代にはボールを握って、相手にとって守備がより大変な暑さの中で試合をすることが出来た。暑い3カ月間でも結果を残し、どの大会でも目標達成するチャンスを残したい」と話していた。

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2021年5月7日のニュース