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森保監督 うれしい悩み「戦力の幅広がった」、新システム試用に2戦でフィールド全選手起用

[ 2021年3月31日 05:30 ]

カタールW杯アジア2次予選F組   日本14―0モンゴル ( 2021年3月30日    フクアリ )

<モンゴル・日本>サムアップする森保監督(撮影・篠原岳夫)
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 森保監督は新型コロナの影響で約1年4カ月ぶりとなったW杯予選を歴史的な大勝で飾った。格下相手にも「勝って当たり前の相手と戦うことほど難しいことはない。隙なく油断なくやってくれた」。迷わずベスト布陣を並べた。吉田、守田の帰国には小型チャーター便を導入するなど準備段階から一切の妥協はなかった。

 前半を5―0で折り返すと後半は遠藤をアンカー、南野、鎌田をトップ下に並べる4―1―4―1の布陣などにもトライ。「新たな引き出しにしたい」と話す。コロナ禍の影響で招集選手にも制限があった中、国内組から8人を初招集、韓国戦と合わせフィールド選手全員を起用した。

 「戦力の幅が広がった。W杯予選を戦う上で想定外のアクシデントの可能性はある。戦力を落とさず同じコンセプトで戦える」と手応え。政情不安の影響で延期となったミャンマー戦は6月3日に組み込まれる見通し。勝てば無条件で2次予選突破が決まる。

 ▽日本の次戦突破条件 W杯アジア2次予選はA~H組の各1位と同2位のうち成績上位4チームが最終予選に進む。日本の次戦は6月3日、ホームでのミャンマー戦となることが決定的。日本は勝てば勝ち点18でF組1位突破が決まる。引き分けると勝ち点16どまりで、タジキスタンとキルギスに並ばれる可能性が残るため持ち越しとなる。

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