×

守田 代表1号でボランチ競争激化 ポルトガルで急成長25歳が“考え似ている”遠藤とも好連係

[ 2021年3月31日 05:30 ]

カタールW杯アジア2次予選F組   日本14―0モンゴル ( 2021年3月30日    フクアリ )

<モンゴル・日本>前半33分、守田(中央)がゴールを決める(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 評価急上昇中のMF守田が“有言実行”の代表初ゴールを決めた。25日の韓国戦に続きボランチで先発すると、3―0の前半33分。前線に走り込み、伊東の右クロスに右足ダイレクトで合わせた。国際Aマッチ5戦目で公式戦は初。「国を本当に背負って戦うという局面の第一歩。楽しみ」と意気込んでいた通りの活躍だった。

 今合宿でボランチの勢力図を一気に変えた。1月に川崎Fからポルトガル1部サンタクララに移籍。今回は海外組として初参戦だったが、この日も韓国戦に続き「考えが似ている」という遠藤とコンビを組み、息の合ったプレーを披露。豊富な運動量で中盤を制圧した。ポルトガルでは球際、強度の高いプレーを常々意識。わずか2カ月で急成長を遂げ、同じボランチの稲垣もスタッフと「この短期間でこんなに成長するなんて」と話したほどだ。

 代表のボランチはこれまで18年W杯ロシア大会でも活躍した柴崎が遠藤とのコンビで君臨。長短織り交ぜたパスを武器に攻撃にアクセントを加えてきた。守田は柴崎に関し「守備では負けない」と胸を張るものの、攻撃に関しては「まだまだ足りない」としてきた。だが、この日は攻撃面でも進化を見せた。前半だけでピッチを退いたが、ボランチの定位置争いに風穴をあける活躍だった。

続きを表示

2021年3月31日のニュース