左眼窩底骨折から復活目指す浦和DF藤原がフル出場！Jエリートリーグは白星発進

実戦復帰した浦和DF藤原（中央）
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　左眼窩底骨折からの復活を目指す浦和の高卒ルーキー、DF藤原優大（18）が28日、今季新設の「Jエリートリーグ」第1節の札幌戦に出場し、3―2の勝利に貢献した。患部は2日のルヴァン杯湘南戦で負傷し、全治約4週間の診断を受けていた。試合途中からはフェイスガードも外してプレーするなど完全復活は近そうだ。

　試合後の藤原は「まだ少し怖さもありましたが、集中すると忘れてしまいます」と話した。言葉通り、随所にヘディングや球際の強さも見せ、相手の好機を潰すシーンも見られた。現在リーグ戦は1勝2分け3敗。総得点もわずか3点で全てセットプレーからと得点力不足が続く。

　「今日はみんなで“チームにいい風を吹かせよう”という話をしていました。流れの中で3点取ることができて勝つこともできました。課題もありますし、取り組んでいかなければいけないと思います。次のJ1リーグで勝つことで今日の勝利の意味も出てくると思います」としっかり前を見据えた。

　「Jエリートリーグ」は21歳以下の選手3人の登録を条件とし、若手の育成、強化を目的としたリーグで今季から新設された。

　◇得点者【浦】武藤2、宇賀神、【札】岡村2