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日本代表MF守田 韓国戦で息ピタリ 遠藤は「僕と考えが似ている…不安が一切なかった」

[ 2021年3月29日 13:30 ]

韓国戦での守田(右)
Photo By スポニチ

 日本代表のMF守田英正(25=サンタクララ)が29日にオンライン対応。3―0で快勝した25日の韓国戦を振り返り、収穫や今後の課題などを語った。

 海外組として初参戦となった今合宿。韓国戦ではボランチでMF遠藤航(28=シュトゥットガルト)とコンビを組み、息の合ったプレーを見せた。その遠藤について守田は「僕と考えが似ている。守備のところで話すと、まず奪いに行くタイミング、出て行くタイミングとか、僕と(考えが)重なる部分がある」と明かし、「だからこそ(自分が)思い切って(前線に)飛び出したときに、しっかりと(遠藤が)カバーに入ってくれていた。(スペースを空ける)そこの不安が一切なかった」と振り返った。サッカー感が近く、相互理解がしっかり構築できていることで、2人にはすでにあうんの呼吸が生まれている様子だ。

 これまで代表のボランチといえば、今回招集外だった柴崎岳(28=レガネス)が長く君臨。長短織り交ぜたパスなど、類い希なる技術で攻撃にアクセントを加えてきた。守田は今後ライバルになる可能性のあるその柴崎についても言及。まずは「日本代表を長年支えてきた選手。僕にはない、培ったものが岳くん(柴崎)にはある。そこで勝負しても僕は勝てない。(柴崎の)攻撃のセンス、一本で刺すようなパス、キックの精度は正直、僕にはまだまだ足りていない」と強調。それでも守備においては「自分も負けてないと思う」と胸を張り、今後へ「僕が岳くんを超えていくには、攻撃の部分でもっと光るもの、特徴を作っていかないといけない」と、主に攻撃面での課題を口にした。

 あす30日に行われるW杯アジア2次予選のモンゴル戦でも、韓国戦に続き先発が予想される守田。国際Aマッチ5試合目にして、自身初の公式戦となる。川崎Fからポルトガル1部サンタクララへ移籍してわずか2か月あまり。初の海外挑戦で急成長を遂げた25歳は「自分の中では、勝って当たり前と思われている試合、絶対に逃せない、勝たなければいけない試合とか、本当に国を背負って戦うという局面にまだ巡り会ってない。(モンゴル戦は)その一歩目ということなので、すごく楽しみですし、重要な試合になると思う」と意気込んだ。

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2021年3月29日のニュース