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清水は途中出場の鈴木唯人がプロ初ゴール 値千金の決勝弾に「狙い通りのゴール」

[ 2021年3月27日 20:05 ]

YBCルヴァン杯1次リーグ第2節D組   清水1―0仙台 ( 2021年3月27日 )

<仙台・清水>後半25分、プロ初ゴールを決める鈴木唯(右)
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 清水は1―0で仙台を下し、今大会初の勝ち点3を手にした。

 待ちに待った瞬間は途中出場からわずか8分だった。後半25分、MF鈴木唯人(19)が自陣ハーフライン付近で相手ボールを回収するとゴールへ向かってドリブルで独走。仙台DFシマオマテとの1対1では、開いた股に向かって冷静に右足を振り抜いた。

 「ようやく取れた。股が開くのも見えていたので狙い通りのゴール。今まで散々チャンスを外してきたので素直にうれしい」

 待望のプロ初ゴールにベンチ前でチームメートにもみくちゃにされた。この日、切り札として鈴木唯を投入したロティーナ監督も「将来、日本で重要な選手になれるポテンシャルがある。今日(27日)のゴールは彼の自信になるし、成長を促してくれる」と大きな期待感を口にしている。

 守備陣の粘り強い守備で1点を守り切り、21日の柏戦に続く公式戦2連勝。背番号23は「まだルヴァンで点を取っただけ。リーグでもチームに貢献できるように、得点を取り続けないといけない」。たくましくなった19歳が来月4日のホーム徳島戦での連発を見据えた。(畑 大地)

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2021年3月27日のニュース