×

チェルシー、7季ぶりの8強入り トゥヘル監督、チーム再建“13戦不敗”

[ 2021年3月19日 05:30 ]

欧州CL決勝T1回戦第2戦   チェルシー 2-0 Aマドリード ( 2021年3月17日 )

後半49分、ゴールを決めて喜ぶチェルシーのエメルソン(AP)
Photo By AP

 チェルシーは17日、Aマドリードを2―0で下し、2戦合計3―0で7季ぶりの準々決勝進出を決めた。1月に就任したトーマス・トゥヘル監督(47)が公式戦13戦不敗とチームを再建。前回覇者のBミュンヘンはラツィオを2―1で下し、2戦合計6―2で8強に残った。19日に準々決勝の組み合わせ抽選が行われる。

 チェルシーが再生を象徴するトリオで先制点を奪った。前半34分のカウンターでMFハーバーツ、FWウェルナーとつないでMFジエシュがゴール。総額1億9000万ユーロ(約222億円)の移籍金で今季加入しながら実力を発揮し切れなかった3人が輝きを放った。

 「うまく戦った。パフォーマンスに満足できる」とジエシュ。後半終了間際にもカウンターで加点し、守っても無失点でしのいだ。「勝ちたいという気持ちが全員から伝わってきた」と1月に就任したトゥヘル監督。3バックで守備を立て直し、出場機会が少なかった選手に出番を与えてチームを活性化。公式戦負け知らずの9勝4分けで、その間、わずか2失点しかない。指揮官は「誰も我々と当たりたくないだろう」と自信を口にした。

続きを表示

2021年3月19日のニュース