×

反省と陳謝からの再出発 岐阜MF柏木が移籍後初肉声「反省、反省の日々が2週間続いた」

[ 2021年3月17日 17:16 ]

オンライン取材に応じる岐阜MF柏木
Photo By スポニチ

 度重なる規律違反で浦和を退団し、J3岐阜に完全移籍加入した元日本代表MF柏木陽介(33)が17日、移籍後初めてオンライン取材に応じた。すでに13日からチームに合流しており、オフ明けでメディア公開日となったこの日の練習はフルメニューを消化。ボール回しやミニゲームなど精力的に汗を流した。

 浦和の沖縄キャンプで禁止されていた外食を行い、その後の練習参加を禁止された。11年間在籍したクラブを強制退団のような形になってしまい「反省、反省、反省の日々が2週間続いた。自分の行動で多大なる迷惑をお掛けして申し訳なく思っている。支えてくださった全ての方に感謝している」と陳謝。そして「反省する日々の中で、色んな方に“過去は変えられない”と言われ、そこから前向きになるように努力した」。その中でも元TBSアナウンサーの妻・佐藤渚さんから掛けられた「サッカー選手だから結婚したわけじゃない」という言葉は大きかったという。

 岐阜に決まるまでの1カ月間はパーソナルトレーナーや浦和の平川コーチと個人トレ。現在のコンディションは「周りの見え方、ボールフィリングは戻ってきていない部分はある」と口にしたが「フィジカルの部分で落ちているのはない」と強調する。早ければ21日の藤枝戦(藤枝サ)で新天地デビューする可能性があるが「自分が決められることではないし、試合に出られると決まっているわけでもない。その甘さが今回のことにもつながっている」と殊勝に話した。

続きを表示

2021年3月17日のニュース