FC東京　五輪世代躍動で逆転勝ち！長谷川監督、田川ゴールを称賛「活力を与えてくれた」

明治安田生命J1第5節   FC東京3―2湘南 （ 2021年3月17日    味スタ ）

＜FC東京・湘南＞前半、FC東京・田川はゴールを決め喜ぶ（撮影・西尾　大助）
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　FC東京が苦しみながらもホームで湘南に逆転勝ちした。これで長谷川健太監督（55）が就任した18年以降、対湘南は5勝2分けと無敗。今季はリーグ5試合のうち4試合で先制を許しながら、2勝目をつかんだ。

　東京五輪世代が躍動した。0―1の前半27分、FW田川亨介（22）が相手GKが弾いたボールに詰めて同点。3分後にはDF中村帆高（23）の左足でのドンピシャクロスから勝ち越しゴールが生まれた。さらに追いつかれて迎えた後半36分にはDF渡辺剛（24）が豪快なヘディング弾。GK波多野豪（22）も2点も2点を失ったが、同41分に好守で見せ場をつくった。

　指揮官は「内容的にも褒められたものじゃないが、よく選手たちが頑張って勝利をもぎ取ってくれた。非常に大きな勝利だった」とし、「田川の得点が選手に活力を与えてくれた。あれで動きがよくなってきたので、ゴールに勝る薬はないなと思った」と試合前にキーマンに挙げていた22歳のアタッカーの働きに目を細めた。