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湘南 浮嶋監督、外国籍選手の合流遅れに「不公平さある」

[ 2021年3月4日 14:16 ]

湘南の浮嶋監督
Photo By スポニチ

 湘南の浮島敏監督(53)が、オンラインで取材対応し、外国籍選手の合流が遅れていることについて、不公平感を訴えた。

 湘南は得点力不足解消の切り札としてFWウェリントン(33)とFWウェリントン・ジュニオール(27)を獲得したが、新型コロナウイルス感染症の影響で首都圏の一都三県に緊急事態宣言が出されて来日が遅れていた。同宣言の解除が2週間延長されることが濃厚。外国籍選手は来日しても2週間程度の隔離があるため、合流できるのは4月中旬になる可能性もある。

 浮嶋監督は「我々ではコントロールできないこと。憂えてもしょうがないが、人がそろっていない中でやる不公平さもある。リーグがどう考えるかだが」と、既に外国籍選手が合流しているチームと、できていないチームの間の不公平感を訴えた。

 ここまで2試合無得点、外国籍選手を獲得してもチームに合流できないのでは戦力にならない。オンラインでミーティングに参加し、練習や試合の映像も随時送っているが、実際に合流しているのとは違う。しかもこれから24時間以上、飛行機に乗って来日するだけに、コンディション調整も難しい。「リーグ戦の3分の1が終わってしまう」と浮嶋監督は頭を抱えるが、といってこれといった解決策がないのも現状、いましばらく忍耐が必要となりそうだ。

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2021年3月4日のニュース