カズ超えた!C大阪・大久保 最年長38歳8カ月での開幕2戦連続弾 古巣から2発で200得点へ前進

[ 2021年3月4日 05:30 ]

明治安田生命J1第11節第1日   C大阪2ー3川崎F ( 2021年3月3日    等々力 )

<川崎F・C大阪>前半、自身2得点目のゴールを決めるC大阪・大久保(右から2人目)(撮影・西海健太郎)
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 大久保がカズ超え弾を決めた。C大阪はアウェーで川崎Fと対戦。2―3で敗れたものの、元日本代表FW大久保嘉人(38)が前半5分にミドルシュートを決めると、同22分に2点目をマーク。自身にとって15年以来5年ぶりとなる38歳8カ月22日の開幕2戦連発は、J1では三浦知良(38歳0カ月14日)を更新する史上最年長記録となった。

 古巣、そして王者との一戦に気持ちが入った。開始早々、衝撃的なミドルを突き刺したのが大久保だ。前半5分にMF坂元からパスを受けると、ゴールまで約20メートルの距離から迷わず右足を一閃(いっせん)。ネットが揺れた瞬間、本人も驚きの表情を浮かべるほどのスーパーゴールだった。

 「とりあえず枠内に打とうと思っていたらボールがブレた。得点が欲しかったので、前半から体力を残さずにいってやろうと思っていた」

 開幕スタメンを飾った柏戦で決勝点をマークし、かつての本拠でもまた決めた。開幕からの2戦連発は05年の三浦知良を超えるJ1史上最年長の記録となったが、それだけでは止まらない。同22分にはDF松田の右クロスを合わせて2点目。自身の持つJ1最多得点を「188」に伸ばし、200得点の大台へと前進した。

 開幕戦の接触プレーで左足首を痛め、古巣との一戦は出場が危ぶまれていた。だが、試合当日には痛みがひき、レヴィー・クルピ監督から状態を聞かれると「全く問題ない」と自らGOサインを出した。昨季、J1チームで唯一、同じ選手に複数得点を許さなかった川崎Fから奪った2発。観戦に訪れた莉瑛夫人や4人の息子たちにも勇姿を見せた。

 2度のリードを守り切れず、チームは痛い逆転負け。だが、幾多の経験を重ねてきた38歳は「面白い試合はできている」と前を向き、仲間との連係にも手応えをつかんでいる。

 「(自分に)ボールが集まるのが一番大きい。“チームのために決めてやろう”という気持ちでやれているし、DFとの駆け引きだけなら、自信があるので。自分は本当に、1試合1試合が勝負の気持ちでやっていきたい」

 次戦は中2日で迎えるアウェーFC東京戦。3戦連発がかかる背番号20にとっては、再び古巣との対決になる。

 《16年ぶり更新》38歳8カ月22日のC大阪FW大久保が開幕戦に続いて2試合連続得点。05年神戸FW三浦知(現横浜FC)の38歳0カ月14日を上回り、最年長での達成。大久保の1試合複数得点は通算38度目で、歴代最多を更新した。こちらは41、40歳で各1度達成した鹿島MFジーコに次ぎ年長3位で、日本人では最年長。昨季J1チームで唯一、同じ選手に複数得点を許さなかった川崎Fから奪った。

 《「YOSHI METER」はC大阪サポへ継承》大久保のJ1ゴール数を示す「YOSHI METER(ヨシメーター)」が、試合後に川崎FサポーターからC大阪サポーターへと継承された。川崎F在籍時、ゴールを決めるたびに数字が更新されて注目を集めた横断幕。この日の等々力競技場に掲げられ、「188」の背景色が川崎FのサックスブルーからC大阪のピンクへと変わった。C大阪で新たに背負う「20」の背番号も明示されており、今後はヤンマースタジアム長居や6月から使用されるヨドコウ桜スタジアムで掲げられることになりそう。

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