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大分・片野坂監督 目指すは「9位以上」一致団結で旋風巻き起こす

[ 2021年1月18日 05:30 ]

新体制発表を行った大分の(前列左から)ポープ、長沢、坂、福森、渡辺、下田(後列左から)西川、井上、上夷、片野坂監督、黒崎、藤本、弓場(C)OITA F.C.
Photo By 提供写真

 昨季11位のJ1大分が17日、オンラインで新体制発表会を開き、就任6年目の片野坂知宏監督(49)が「1桁以上、9位以上」と今季目標を掲げた。

 4チームが降格する過酷な今季スローガンは「一致団結」。当時J3の16年から主力として守備を支えてきた鈴木義宜(28)と岩田智輝(23)の生え抜きDF2人が移籍して、新加入選手12人とメンバーは大幅に入れ替わった。片野坂監督は「(鈴木と岩田は)クラブで育った大切な選手。一緒に戦いたい思いがあった」と話しながらも、「今季の選手と一体感を持って戦っていく。どれだけ活躍、躍動してくれるか楽しみ」と新たなチームづくりに強い意欲をみせた。

 昨季は勝ち点43で11位に終わり「勝ち点55、6位」の目標を達成できなかった。指揮官は「悪い結果ではないが、足りない部分、精度を上げる部分があった」と反省。18チーム中16位タイの36得点と課題は明白で、1メートル92の大型ストライカー長沢を獲得した。昨季なかった高さが加わることで「攻撃のバリエーションが増える」と期待。大分旋風をもう一度巻き起こすと意気込んだ。

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2021年1月18日のニュース