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ポルト中島 中東で再起だ、UAE1部強豪アルアインに期限付き移籍

[ 2021年1月18日 05:30 ]

UAE1部アルアインに期限付き移籍する中島
Photo By 共同

 UAE1部の強豪アルアインは16日、ポルトガル1部ポルトの日本代表MF中島翔哉(26)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。背番号は22で契約期間は6月30日まで。中島はクラブ公式サイトを通じて「アジア最高のクラブでプレーできることを誇りに思い、アルアインの選手の一員としてプレーできる幸せを感じている」とコメントした。

 中島は17年夏にFC東京からポルトガル1部ポルティモネンセへ移籍し、17~18年はリーグ29試合10得点と活躍。19年2月に当時のアジア人史上最高額となる移籍金3500万ユーロ(当時約43億7500万円)で、カタール1部アルドハイルへ移籍した。

 約半年後の19年7月に強豪ポルトへ移籍したが、背番号10を託されるなどの大きな期待に応えられなかった。昨年5月中旬からチームを離脱。現地メディアでは家族への新型コロナウイルスの感染リスクを避けるためと報じられた。10月に公式戦復帰を果たしたものの今季リーグ戦出場は4試合にとどまり“戦力外”となっていた。

 アルアインは03年にACLで優勝、18年にはクラブW杯で準優勝した名門で元日本代表DF塩谷司が所属している。「以前カタールでプレーした時も楽しくプレーできたし、ここでもいいプレーができるように頑張りたい」と中島。サッカーを楽しむことが信条の日本代表の元10番が、2年ぶりの中東の地で“復活”を目指す。

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