×

C大阪 木本の名古屋完全移籍を発表 日本代表狙える守備職人の27歳

[ 2020年12月24日 14:00 ]

C大阪・木本(右)
Photo By スポニチ

 C大阪は24日、DF木本恭生(27)が名古屋へ完全移籍することを発表した。

 センターバックやボランチとしての高い能力を誇り、今季は28試合に出場。現行の契約が今季で切れる中、契約延長を望むC大阪だけでなく、複数クラブが獲得に乗り出していた。最終的に、名古屋が争奪戦を制する形となった。

 プロ5年目の木本は静岡学園高、福岡大出身の27歳。尹晶煥ユンジョンファン体制だった2年目の17年から出場機会をつかみ始めた。同年10月8日のルヴァン杯準決勝第2戦G大阪戦では、1―1で迎えた試合終了直前、MF水沼のクロスから頭で決勝点をたたき込み劇的勝利の立役者に。その後のルヴァン杯制覇、クラブの初タイトル獲得に大きく貢献した。

 日本代表も狙えるほどに実力をつけ、昨季からは元日本代表DF茂庭の背番号3を継承。ケガもありながら、DFヨニッチらとチームの屋台骨を支えてきた。昨オフにはFC東京から正式オファーが届いて中、熟考の末に残留を決断。だが、今回は心機一転で自身にとって初めての移籍へと踏み切った。

続きを表示

2020年12月24日のニュース