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徳島 ロドリゲス監督に感謝の天皇杯4強、岩尾「今この瞬間幸せ」

[ 2020年12月24日 05:30 ]

天皇杯・準々決勝   徳島3ー0Honda ( 2020年12月23日    ノエスタ )

<徳島・ホンダFC>勝利し、サポーターへ向かってガッツポーズをする徳島のリカルド・ロドリゲス監督
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 天皇杯・準々決勝2試合が行われ、J2王者の徳島はホンダFCに3―0で勝利した。MF鈴木徳真(23)の2得点などで力の差を見せつけ完勝。J3優勝の秋田は福山シティに3―1で勝利した。準決勝は川崎F―秋田、G大阪―徳島で27日に行われる。

 前日22日に発表されたロドリゲス監督の来季浦和監督就任は、チームの結束を高めるエネルギーになった。

 前半42分に鈴木が先制点を奪うと後半5分には流れるようなパスワークから再び、鈴木が追加点だ。主将のMF岩尾が「今この瞬間を幸せに感じ、永遠に続くものではないと認識した上で、自分たちのサッカーを貫きたかった」と口にしたように、指揮官と過ごした4年間で教わった全てを出そうとした。

 クラブ初のJ2優勝を果たしたが、ロドリゲス監督は「我々にとって挑戦だ」と天皇杯戴冠へ意欲を隠そうとはしない。“ロドリゲス徳島”の残された時間は少ない。元日決戦へ、まずは準決勝のG大阪戦でジャイアントキリングを起こす。

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