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クラブW杯 21年に日本開催決定 16年以来5年ぶり FIFA会長「日本が育ててきた」

[ 2020年12月6日 05:30 ]

クラブW杯2016<Rマドリード・鹿島>決勝で、シュートを放つC・ロナウド(中央)
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 国際サッカー連盟(FIFA)は4日、オンラインによる理事会を開き、21年のクラブW杯を日本で開催することを決めた。インファンティノ会長は、来年12月に7チームが出場する現行方式で行うことを明らかにした。日本で開催されるのは16年以来で5年ぶりとなる。

 今年のクラブW杯は新型コロナウイルスの影響で延期され、来年2月にカタールで行われる。当初は21年から24チームが参加する方式に改編し、6~7月に中国で開催する予定だったが延期となっており、新方式での開催時期は未定。

 代わって現行方式となる21年大会の開催地として、日本のインフラ、実績が高く評価された。16大会のうち8回が日本で開催されており、日本協会の田嶋会長は「日本がこのクラブW杯を育ててきたと(インファンティノ)会長が言ってくださった」と説明。来年9月に創立100周年を迎える日本協会の記念事業として成功させたい考えを示した。

 日本開催となることで、日本勢がACL王者となれなかった場合でもJリーグ王者が出場することができる。勝ち上がれば欧州王者、南米王者との貴重な公式戦での対戦が可能。田嶋会長は「できればお客さんを満員に入れてやれればいい」と話しており、日本のファンは欧州チャンピオンズリーグ王者や世界のスター選手を再び生観戦できることになりそうだ。

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2020年12月6日のニュース