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川崎F・山根、意地の同点弾 “年間最多”勝ち点1積み上げ

[ 2020年12月6日 05:30 ]

明治安田生命J1第31節   川崎F2-2清水 ( 2020年12月5日    アイスタ )

<清水・川崎F>後半44分、川崎F・山根が同点ゴールを決める
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 明治安田生命J1リーグは各地で4試合が行われ、名古屋はMF相馬勇紀(23)のゴールで柏に1―0で競り勝ち、勝ち点59として暫定2位となった。既に優勝を決めている川崎Fは清水と2―2で引き分けた。

 王者の意地でドローに持ち込み、年間34試合での最多勝ち点記録を76に更新する勝ち点1を積み上げた。2年ぶり3度目の優勝決定後の一戦。鬼木監督が「相手のプレスを受けてしまった」と振り返ったように、2失点を喫し敗戦が濃厚となった。それでも後半44分に山根が同点弾。06年にチームが記録したJ1シーズン最多得点84にもあと「3」とし、殊勲の26歳は残り3試合へ「記録をつくる意識でやっている」と意気込みを語った。

 ≪清水J初の試み≫試合前の選手入場の際にはリーグ史上初めて「ガード・オブ・オナー」を実施。J1優勝クラブへの祝福と敬意の思いを込め、花道をつくって拍手で川崎Fイレブンを出迎えた。平岡監督は「非常に良いことだと思う。欧州では当たり前のようにやっているし、Jリーグでもやっていくことは良いこと」と話した。

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