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J2新潟 名古屋DF千葉和彦獲りへ 新井&福田が長期離脱で補強必要に

[ 2020年12月6日 14:03 ]

千葉和彦(2017年撮影)
Photo By スポニチ

 J2アルビレックス新潟がJ1名古屋のDF千葉和彦(35)の獲得に動いていることが5日、分かった。

 今季のJ1昇格を逃した新潟はアルベルト監督(52)の続投が決定しており、先月就任した寺川能人強化部長(46)を中心に来季のチーム編成に着手している。

 現有戦力を残すことを優先しているが、DF新井直人(24)が左足骨折で全治約3カ月、MF福田晃斗(28)が左膝負傷で全治約8カ月と長期離脱しているため、センターバック、ボランチが補強ポイントになっていた。

 1メートル83の千葉は1対1に強いセンターバック。足元の高い技術を備えボランチでもプレーできる。5~11年には新潟に在籍。ムードメーカーとしてチームを盛り上げ「千葉ちゃん」の愛称でサポーターからも人気を博した。交渉は順調に進んでおり、合意に至れば10年ぶりの復帰となる。

 オランダでもプレー経験があり英語が話せるため、アルベルト監督とも意思の疎通に問題はない。J1昇格に向けて貴重な戦力となりそうだ。

 ◆千葉 和彦(ちば・かずひこ)1985年(昭60)6月21日生まれ、北海道出身の35歳。日生学園第二高(現青山高)から04年オランダ2部アペルドールン入り。05年ドートレヒト移籍。05年8月新潟移籍。12年から広島、19年から名古屋に所属。13年日本代表に選ばれ東アジア杯出場。J1通算349試合7得点。1メートル83、77キロ。利き足は右。

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2020年12月6日のニュース