なでしこDF熊谷「聞くというより求めてほしい」 1年ぶり代表参加で若手との対話希望

[ 2020年11月24日 19:45 ]

オンラインで取材対応する熊谷紗希
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 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のDF熊谷紗希(30=リヨン)が、若手に遠慮なしの対話を求めた。候補合宿2日目の24日、福島・Jヴィレッジで練習。3月のシービリーブス杯(米国)以来の代表招集となったベテランは「聞いてくるというより、むしろ(私を)求めてほしい。正直、新しい選手だからとかどうでもいい」と、密なコミュニケーションを図る考えを明かした。

 わずか1週間という短期間で、いかにコミュニケーションを取れるかが鍵となる。前回10月の合宿は不参加となったが、五輪強化指定選手らを対象とする帰国後の自主待機を緩和する特例措置で、参加が可能となった熊谷にとっても同様だ。「1年ぶりに私自身も来ているので、チームと個々でやっていることは違う。1つこの期間は代表モードで全員が合わせていかないと」と説明した。

 若手にとっても貴重な1週間となる。11年W杯ドイツ大会優勝メンバーであり、自チームでは欧州CL5連覇を達成。偉大な先輩と過ごす期間でピッチ内はもちろん、ピッチ外でも学べることは多い。宮城・常盤木学園高の後輩でMF伊藤美紀(25=INAC神戸)は「一緒にピッチに立つのが初めてなので楽しみだった。声のかけ方1つ勉強になる」と、先輩から意欲的に学ぶ姿勢だ。

 なでしこの主将に就任以降、若手との縦の関係づくりを主に行ってきたという。今合宿は新たに3人が初招集。10歳下の選手もいるが、遠慮は無用だ。求められればどんどん助言をしていく姿勢の熊谷は「(声のかけやすい)環境作りも必要だと思うが、みんな怖がってないと思う。そういったチーム作りは私自身、キャプテンになってから作ってきたつもり」。ヤングなでしこに、経験のすべてを注入していく。

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