G大阪・宮本監督に慢心なし　「簡単な試合にはならない」　13戦連続無敗のクラブ記録へ、あと1つ

G大阪の宮本恒靖監督
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　数字を追いかけるより目の前の一戦に集中する。G大阪は14日にホームで仙台と対戦する。引き分け以上ならリーグ13試合負けなしとなり、07年のクラブ記録に並ぶ。宮本恒靖監督（43）は「何試合連続とかの話は選手にしていないし、意識もしていない。1試合ずつ積み上げてきたことで現在に至っている」と一戦必勝の構えを説いた。

　9月5日の対戦では今季最多の4点を奪った。加えて相手は目下17戦勝ち星なし。それでも10月の月間優秀監督賞を受賞した指揮官は「簡単な試合にはならない」と慢心はない。入念な分析で仙台のストロングポイントは把握済み。その上で「受けるのではなく、自分たちから仕掛けていく」と3試合ぶりの複数得点で勝利するイメージを膨らませた。

　同じく先月の月間MVPに選出されたMF井手口は負傷のため、前節の神戸戦に続くベンチ外が決定的。だが今のチームには誰が出場しても安定した力が発揮できる土台ができている。まずは勝利。その先にクラブ記録はついてくる。