×

J2北九州 藤原、J初ゴールも痛恨黒星…J1昇格争いから一歩後退

[ 2020年11月5日 05:30 ]

明治安田生命J2第31節   北九州1-2大宮 ( 2020年11月4日    ミクスタ )

<北九州・大宮>大宮に敗れ、ガックリの選手たち(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 痛恨の敗戦。北九州は連勝で弾みをつけることができなかった。小林伸二監督は「相手がいい準備をしてきて、なかなか守備をはがせずシンプルに前を向けなかった」と肩を落とした。

 クラブ記録の9連勝もあったが、その後は不調。9戦未勝利のトンネルを抜け、前節で10試合ぶりの勝利を飾った直後のゲーム。J1昇格へ再加速するため、勝ち点3がぜひ欲しい試合。しかし、前回対戦では4発快勝した大宮は、リベンジに燃えていた。大宮の激しいプレスにボールを保持しながらも思うように動かせない。

 逆にカウンターから前半に先制され、後半にも追加点を奪われた。2点をリードされる苦しい展開。5枚を並べる相手の厚い守備を破るべく連続攻撃を仕掛け、後半20分にDF藤原のJ初ゴールが飛び出した。さらに攻撃の圧力を強めたが、相手の体を張った守備にも拒まれ反撃はおよばなかった。

 藤原はプロ3年目で決めた初得点を「うまくボールがこぼれてきたので枠に入れようと蹴った」と振り返ったが「負けたのでうれしさ半減」と複雑な表情をみせた。

 徳島、福岡、長崎の上位3チームがすべて勝利したため、J1昇格争いからは一歩後退した。もう負けられない。藤原は次戦の敵地・新潟戦へ向け「手ごわい相手だが勝ち点3を取って帰ってくる」としっかり前を向いた。

続きを表示

2020年11月5日のニュース