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鹿島数的不利響き黒星…ザーゴ監督は判定に怒り「サッカーの試合ではなくファウルゲームが行われた」

[ 2020年10月31日 20:56 ]

明治安田生命J1第25節   鹿島0―2名古屋 ( 2020年10月31日    カシマ )

<鹿島・名古屋>後半、退場処分となり、ピッチを後にする鹿島・ファンアラーノ(左端)
Photo By 共同

 鹿島は上位進出へ、手痛い黒星を喫した。勝ち点45で並んでいた名古屋に0―2で惜敗。開始早々にPKを献上して先制点を許すと、後半23分にはMFファン・アラーノが、2枚目のイエローカードで退場。数的不利な状況でも果敢に攻め続けたが、試合終了間際の追加点でダメを押された。

 ともに上位進出へ負けられない一戦。序盤から球際で激しくぶつかり合う、荒々しい試合となった。開始7秒に縦のロングボールに反応した相手FW金崎の左肘が、DF犬飼の顔面を直撃。一触即発の雰囲気となり、以降は激しいコンタクトプレーが増え、両軍計7枚ものイエローカードが出た。

 試合後、ザーゴ監督は「きょう試合あったんですか?僕はサッカーの試合ではなく、ファウルゲームが行われたと思っている」と、切り出した指揮官は続けて「世界中どこに行っても意図的な肘打ちは退場に値する。正しい判定がなされなかったのが残念。きょうは反スポーツ行為がピッチの中で行われ続け、それが野放しにされていた」と、序盤のプレーを激しく批判した。

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