×

カシマサッカースタジアム内に豪華託児所完成 ミニサイズの玄関、キッチン、和室など設置

[ 2020年10月7日 16:55 ]

カシマサッカースタジアム内にリニューアルされた託児所(C)KASHIMA ANTLERS
Photo By 提供写真

 J1鹿島のホームスタジアム「カシマサッカースタジアム」内に、豪華な託児所が完成した。クラブは7日、同施設2階コンコース内にリニューアルされた託児所のお披露目会見を実施。クラブオフィシャルパートナーの株式会社LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーとの共同開発で、出席した鈴木秀樹取締役マーケティングダイレクターは「アイフルホームさんと一緒にファン・サポーターを大事にするという思いが少しでも伝われば」と話した。

 コンセプトに「Relaxed and Fun~小さな まい ほーむ」を掲げ、アイフルホームの戸建て住宅建設の知見を盛り込み、一軒家をそのまま小さくしたようなデザインの託児施設が完成した。ミニサイズの玄関、キッチン&ダイニング、和室、書斎、庭などを設置。キッチンでは本格的なおままごとができるなど、子どもが家で安心して遊べるようなイメージを取り入れた。また、各ゾーンには転んでもケガをしにくい安全設計も施され、施設内は医療機関向けに販売されている光触媒除菌脱臭機が設置される。

 来年に延期された東京五輪の使用会場でもあり、昨年には同社とともにスタジアム内の女性トイレの改修を行った。背景には女性サポーター層の多さがあり、子育て世代のファン・サポーターが安心して観戦できる環境提供が目的。事前予約制で対象年齢は2~8歳で保育士2人が駐在する。30平米の広さを用いるが、今後、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら運用時期を検討する。

続きを表示

2020年10月7日のニュース