×

神戸・イニエスタ 新米監督の全面サポート約束! 手腕未知数もビジョンは合致「理解している」

[ 2020年9月26日 05:30 ]

オンラインで取材に応じた神戸・イニエスタ(C)VISSEL KOBE
Photo By 提供写真

 監督交代のあった神戸は、26日に三浦淳寛新監督(46)の初陣となる札幌戦(ノエスタ)を迎える。25日の非公開練習後にオンラインで取材に応じた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)は、新たな指揮官のビジョンに共鳴。指導経験のない新人監督をピッチ内外で全面的に支え、ともに戦う。

 誰よりも経験豊富なイニエスタが、指導経験のない指揮官をサポートする。フィンク監督の退任に伴い、24日から三浦体制がスタート。就任前はスポーツダイレクターを務めてきた新監督に対する印象を問われ「凄くポジティブ」と明かした。

 「監督経験は初めてだけど、今までに何度も話をしていて(三浦監督の持つ)サッカーのビジョンは理解している。ボールを支配し、積極的にボールをつなぎチャンスを築く。そのイメージは、このチームが目指すべき方向だと考えている」

 18年から「バルセロナ化」を掲げ、それを強化という側面から支えてきたのが三浦監督。手腕は未知数でも、思い描くビジョンはイニエスタ自身と合致しており、ピッチで“三浦サッカー”を体現する準備はできている。

 この日、就任後初めて報道陣に対応した新監督は自身のスタイルについて「非常に攻撃的なポゼッションを描いています。覚悟を決めて、全力でやりたい」と所信表明をした。そのチームの先頭に立つのが、前節鳥栖戦で全4得点に絡み8試合ぶりの白星に貢献した主将の背番号8だ。

 「今までのチームに新しい監督のコンセプトやアイデアを付け加えていくことで、さらに成長できると思う」

 まずは今季初の連勝を懸けた札幌戦で結果を残し、新監督の初陣を飾る。
 

続きを表示

2020年9月26日のニュース