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鳥栖、コロナ禍から「感謝」の再出発 5日ホームで横浜FC戦

[ 2020年9月5日 05:30 ]

 新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生し、活動を休止していたJ1鳥栖が5日、ホームで横浜FCとのリーグ復帰戦を迎える。鳥栖がリーグ戦を戦うのは8月8日の鹿島戦以来、約1カ月ぶり。

 復帰戦前日の4日、クラブは「先般退院しておりました金明輝キムミョンヒ監督、選手、スタッフの計11人も本日のトレーニングより合流しました」と発表。トップチーム全員がそろって復帰戦を迎えられることになった。金監督が指揮を執る予定だ。

 鳥栖は8月10日に金監督の陽性が判明。後日さらに選手6人、スタッフ3人、関係者1人の感染も分かった。8月11日から活動を休止し、26日に再開したが、感染した監督、選手、スタッフの計11人は自宅隔離が続いていた。選手は検査で2回目の陰性が出てから順次、練習に合流していったという。

 復帰戦を前に、クラブ広報は「リーグ戦復帰のためにご尽力いただいた方々に心から感謝します。良い結果で応えられるように、選手たちはピッチで結果を出すしかないということを一番分かっております」と話した。

 また、Jリーグは延期になったリーグ戦の4試合のうち、3試合の代替開催が決まったと発表した。第12節の鳥栖―札幌は9月16日午後7時半から、第10節の鳥栖―G大阪は10月7日午後7時から、ともに駅スタで行われる。第11節の仙台―鳥栖は11月8日で会場、開始時間は未定。延期した残り1試合、第13節の湘南―鳥栖は調整中。

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2020年9月5日のニュース