FC東京　4年ぶり4強“若武者”安部2発「自分がやらないと」

ルヴァン杯準々決勝   FC東京3―0名古屋 （ 2020年9月2日    味スタ ）

＜FC東京・名古屋＞後半、自身2得点目のゴールを決めるFC東京の安部（右から2人目）＝撮影・西海健太郎
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　FC東京のMF安部がチームを4年ぶりの4強に導いた。日本代表と五輪代表を兼任する森保監督が視察した試合で、22歳の若武者が初の1試合2得点で猛アピール。大卒1年目ながら「自分が引っ張らないと」という責任感を体現した。

　前半37分、右サイドからのクロスを日本代表FW永井がニアでスルーし、その外側に走り込んでいた安部が「流し込むだけだった」と右足で合わせて先制弾。後半8分にはペナルティーエリア内で左足を振り抜いた。「自分がやらないといけない。勝利に貢献できるプレーを責任を持ってやりたい」。日本代表MF橋本の海外移籍やMF東主将の負傷離脱など中盤の選手層が薄くなる中、成長した姿を見せた。