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J2松本 終了間際の失点で痛恨ドロー セルジーニョ「最高のゴール」で一時勝ち越しも…

[ 2020年8月23日 22:14 ]

明治安田生命J2第14節   京都2―2松本 ( 2020年8月23日    サンガS )

<京都・松本>前半、終了間際に失点しガックリの松本イレブン
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 終了間際の失点でつかみかけていた白星はこぼれ落ちた。J2松本は前半終了間際に先制点を許すも、後半15分から投入されたMFセルジーニョ(29)の1得点1アシストの活躍で一時、勝ち越しに成功。ただ、後半アディショナルタイムに痛恨の失点で引き分け。布啓一郎監督(59)は「前半と後半の終了間際で耐えきれなかった。シュートに(対してブロックに)行けなかったところは課題」と唇を噛んだ。

 3バックから4バックに変更した一戦で攻撃に改善の兆しが見えた。前半から相手ボランチの脇を突くパスで好機を築いたが、先制点を献上。それでも後半15分にセルジーニョが出場するとわずか4分後にFW阪野の得点をアシスト。同32分にゴールから35メートル付近とゴールから遠い位置でFKを獲得すると「角度、距離が得意なところだった。ゴールに力強く行けば」と思い切って振り抜いたシュートが左隅を突いた。「自分の中で最高のゴール」と自賛した一撃だった。

 最後まで守り切る粘り強さは課題として残ったが、得点時以外でも攻撃に躍動感が出た部分は好材料。「ボールを奪って前にパスを付けて厚みを出すところは続けたい」と指揮官。1週間の準備期間を経て再び中2、3日の過密日程で5試合を戦うだけに準備期間の重要性は増してくる。

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2020年8月23日のニュース