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J3讃岐 11試合目にして今季初勝利 「全員でやっていこう!」ハーフタイムの監督ゲキ効いた

[ 2020年8月23日 18:50 ]

明治安田生命J3第11節   讃岐4―2八戸 ( 2020年8月23日    プライフーズ )

 讃岐が11試合目にしては今季初勝利を挙げ、最下位脱出した。1点を追う後半2分、FW林友哉(20)がシュートのこぼれ球に詰めて同点。その5分後には右からのクロスをDF西野貴治(26)がヘッドを叩き込んで逆転に成功した。「嬉しいというよりも“やっと勝ったな”という気持ち。サポーターやスポンサーの皆様にご迷惑をお掛けしました」。今季就任した望月一仁監督(62)は、全カテゴリー通じて最後になった勝ち点3に安堵の表情を浮かべた。

 逆転を許して迎えたハーフタイム、チームには不穏な雰囲気が流れていた。指揮官は個々のミスを他人に責任転嫁する発言があったといい「そうじゃない!全員でやっていこう。責任を持って、ポジティブにやろう」と同じ方向に向けた。そして後半は指揮官のゲキに応えるかのような3得点を奪った。

 ここまで攻撃の形はできていても勝利に結びつかなかった讃岐。3年ぶりのJ2昇格を目指しながら出足で躓いたが、ここから再発進する。

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2020年8月23日のニュース