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下馬評はBミュンヘン優勢も…ルーニーはパリSG初Vを予想 その根拠とは?

[ 2020年8月23日 21:04 ]

ウェイン・ルーニー(AP)
Photo By AP

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は23日(日本時間24日午前4時)にポルトガル・リスボンで決勝が行われ、7季ぶり6度目の頂点を狙うバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)と、初めて決勝進出したパリ・サンジェルマン(フランス)が激突する。

 英大手ブックメーカー、ウィリアムヒルのオッズは、Bミュンヘン勝利が2倍、パリSG勝利が3.2倍。下馬評はドイツ王者が有利だが、2007~08年にマンチェスター・ユナイテッドで欧州CLを制した元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(34=イングランド2部ダービー)はパリSGの初優勝を予想した。

 23日付の英紙サンデー・タイムズのコラムで「バイエルンは先発の大半が欧州CL決勝でプレーしたアドバンテージがある。プレスからチャンスをつくることは間違いない」と大舞台での経験と、準々決勝で8ゴールを奪ってバルセロナ(スペイン)を粉砕する原動力となったプレスからの速攻を評価した。

 「それでも私の予感はパリSGだ。ネイマール、エムバペ、ディマリアがバイエルンのハイラインを利用して、チャンスをつくるだろう。またパリSGはバイエルンのプレスに対応するだけのポゼッション能力がある」とフランス王者を有利とする理由を説明した。

 ブラジル代表ネイマールとフランス代表エムバペの2大スターは今季欧州CLで計8得点9アシストをマークしてチームを初の決勝に導いたが、ルーニーは「決勝点を決めるのはディマリアかもしれない。疲れ知らずで、供給力、ビジョン、察知能力は素晴らしい」とアルゼンチン代表をキーマンに挙げた。

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