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橋本“ロストフの奇跡”起こす!18年ロシアW杯ベルギー戦逆転負け舞台で新たな挑戦「うれしく思う」

[ 2020年7月20日 05:30 ]

J1のFC東京からロシア・プレミアリーグのロストフ移籍を前にオンラインで心境を語る橋本拳人
Photo By 共同

 FC東京からロシア1部ロストフに完全移籍する日本代表MF橋本拳人(26)が19日、オンラインで取材対応。「W杯で活躍する夢を考えたら、もっと厳しい環境に身を置かないと。タフな選手になりたい」と移籍の決意を語った。

 10歳でスクールに参加して約17年。18年からは憧れの石川直宏氏の18番を継承した。19年には日本代表に入り、Jリーグベストイレブンに初選出。順風満帆だったが、森保ジャパンで海外組との会話で刺激を受け「(海外では)困難がたくさんあると聞き、自分に必要だと思った」と新たな挑戦を選択した。

 18年ロシアW杯で起きた「ロストフの悲劇」としても知られる新天地。「日本人として悔しい思いをした場所。その地でプレーできることをうれしく思う。ロストフ所属でW杯で活躍したら、それはロストフの奇跡なのかな」と橋本。20日に日本でメディカルチェックを行い、J屈指のボランチが単身、野望に向け飛び立つ。

 ▽ロストフの悲劇 18年W杯ロシア大会決勝トーナメント1回戦のベルギー戦はモスクワ南東のロストフナドヌーで開催。史上初の8強を目指した日本は後半7分までに2点をリードした。しかし同24、29分に立て続けに失点し、同点に追いつかれると、後半アディショナルタイム4分にベルキーの高速カウンターから勝ち越され、痛恨の逆転負けを喫した。

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