FC東京・長谷川監督、打倒浦和へ「総力戦」　リーグ12戦勝ちなしの鬼門突破狙う

練習で指導するFC東京の長谷川監督（C）F.C.TOKYO
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　FC東京は17日、都内で非公開練習を行った。あす18日にホームで浦和と対戦。J1で直近12試合勝ちなし（4分け8敗）と苦手とする相手に勝ち点3を奪い、首位奪取を狙う。

　長谷川健太監督（54）は「簡単に勝てる相手ではない」と警戒したうえで「チーム全体でしっかりと戦えるか。交代枠が5枚あるので総力戦。全員の気持ちやパフォーマンスをしっかりと浦和にぶつけられるか」と言葉に力を込めた。

　攻撃のポイントは「切り替え」だ。「ボールを奪ったあとスムーズに運べるか。前節で得点に至ったシーンはスムーズにできて、ビッグチャンスや得点につながった」。3―1で勝利した12日のアウェー横浜戦と同様のプレーができれば勝ち点3に大きく近づく。

　また、オンライン取材の最後に、19年6月までFC東京に所属したマジョルカの日本代表MF久保建英（19）について質問があり、「マジョルカが降格したのは残念。建英のプレーはダイジェストやニュースで目にして非常に顔も一段と大人っぽくなってきたし、プレーの精度、切れも上がってきた。これからさらに伸びていく才能を持っている選手。さらに飛躍してほしいし、それを楽しみにしたい」と話した。