浦和　大槻監督が来季加入内定のMF伊藤、DF藤原に期待感「楽しみしてます！」

オンライン取材に応じる浦和・大槻監督

　浦和の大槻毅監督（47）が17日、オンライン取材に応じ、来季加入が内定している若き新戦力に対する期待感を口にした。流通経大のMF伊藤敦樹（21）は守備的ポジションを複数こなす万能選手。大槻監督はユース時代にも指導経験があり、今季も特別指定選手として出場可能、前日16日までチーム練習にも合流していた。

　「彼は大学に行ってすごく良い経験をしてレッズに戻って来てくれた。1年生から試合に絡んで守備の（ポジションで）経験を積めたのが良かった。きのうまで練習に参加していましたが、キャンプのときから違和感なくやれている。あとは強度が出てくれば」と話した。

　また青森山田高のDF藤原優大（18）は前日16日、来季の加入内定が発表された。「練習参加したときに話もしました。身体的な強さ、周りに伝える、あるいは聞くというコミュニケーション能力も高い。主将もやっていますし、楽しみにしています」と話した。

　1月の高校選手権では2年生ながら主力として準優勝に貢献した。現在、コロナ禍の影響で例年通りの試合開催などが困難な状況。大槻監督は「今、ユース年代は大会自体も難しい。プレーをする喜び、チームメートと共に過ごせる時間から学ぶものが多い時期だと思う。大事な時間と捉え、人間性を高めてこの世界に入って来て欲しい」とエールを送った。