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J2山口は2―2ドローも…東京世代MF高宇洋が代表スタッフの前で成長示した

[ 2020年6月27日 22:46 ]

明治安田生命J2第2節   岡山2―2山口 ( 2020年6月27日    シティS )

 東京五輪世代の山口MF高宇洋(22)が、U―23代表スタッフの見守る前で成長の跡を見せた。前半10分には高い位置でプレスを掛けてボールを奪いきってショートカウンターにつなげ、岡山MFパウリーニョのイエローカードを誘発。同35分にはボランチの位置から飛び出して、右ミドルシュートを放った。

 霜田監督は「元々、守備の得意な選手が攻撃も得意になりたいと思って練習から取り組んできた。攻守のつなぎ役としてゲームを作り、チャンスを作る。中盤で欠かせない選手。彼の成長とともにチームの成長につなげていかないといけない」と高評価。2点リードを守り切れずにドローに終わったものの、日本代表とU―23代表を兼任する横内コーチが視察する中、攻守両面でチームを牽引した。

 昨夏、G大阪から期限付きで加入。オフには様々な選択肢がある中、敢えて山口での成長を選んだ。東京世代のボランチはMF中山雄太(ズウォレ)らライバルは多いが、1年開催延期を好機ととらえて序列逆転を狙う。

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2020年6月27日のニュース