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ブレーメン・大迫“半端ない”2得点1アシスト!チーム16位浮上で自動降格回避

[ 2020年6月28日 00:33 ]

ドイツ1部リーグ・最終節   ブレーメン6―1ケルン ( 2020年6月27日    ブレーメン )

ケルン戦の前半、先制ゴールを決めガッツポーズで喜ぶブレーメンの大迫
Photo By 共同

 ブレーメンは日本代表FW大迫勇也(30)が2得点1アシストの大活躍で、チームの16位浮上と自動降格回避に大きく貢献した。

 27日のリーグ最終節で、2014~18年に在籍した古巣ケルンを相手に6試合連続先発し後半43分までプレー。0―0の前半22分に2試合連続となる今季7点目を決めた。ペナルティーエリア内で味方のシュート性のパスを左足でピタリと止めると、右足でゴール右隅に蹴り込んだ。大迫の先制弾がチームに勢いをもたらし、その5分後に大迫がパスをつないだラシカが追加点。その後1点を加えて、3―0で前半を折り返した。

 さらに大迫は4―0で迎えた後半13分に2点目。右折り返しを右足ダイレクトで押し込み、ドイツでの自己最多となる今季8点目を決めた。シーズン佳境のリーグ戦ラスト4試合で4ゴールと”半端ない男”の本領を発揮した。

 ブレーメンは前節まで勝ち点28の自動降格圏17位。勝ち点2差で追う勝ち点30の入れ替え戦圏16位デュッセルドルフを逆転するためには、勝利した上でデュッセルドルフの結果次第という厳しい状況で最終節を迎えていた。

 大迫の活躍もあってチームは6―1と快勝し、勝ち点31。同時刻キックオフで、勝ち点30のデュッセルドルフはウニオン・ベルリンに0―3で敗れたため、ブレーメンは16位に浮上し、自動降格を回避した。逆転で2部3位との入れ替え戦(7月2、6日)出場を決め、1部残留に望みをつないだ。

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2020年6月27日のニュース