まずはここから…ブンデスリーガ　10週間ぶりに再開へ

　新型コロナウイルスの影響で中断していたドイツ1、2部リーグが16日、世界の主要プロスポーツリーグの先陣を切って再開する。3月11日以来10週間ぶりで、全試合が無観客で行われる。

　リーグはコロナ対策のガイドラインを策定。全チームが練習や日常生活で感染防止策を徹底してきたが、直前に違反が判明した。1部アウクスブルクは14日、ヘルリヒ監督が指針を破ったため16日のウォルフスブルク戦は指揮しないと発表。再開前7日間はホテルに滞在して外部の接触を避ける必要があったが同監督は近くの店に歯磨き粉などを買いに出かけたという。

　リーグは4月末から定期的にウイルス検査を実施。9日には2部ドレスデンの選手2人に陽性反応が出て、チーム全体が14日間隔離となった。今後さらに感染者が出た場合は再中断の可能性もある。